FRIDAY the Solidカーボンモノコックグリップカスタム 

まえがき

以前購入したFRIDAY the Solid 60B-C。ガイドが適当だったりグリップが短かったり細部に値段なりの評価がつくものの、安価で頑丈なフルソリッドというシンプルな特徴がやはり魅力でいろんな釣りでつかっている。

今回はこのフライデーザソリッドのグリップをカスタムして使いやすくしましたという記事です。
過去のこの竿の評価やガイドのカスタムなどは下の埋め込みの記事からどうぞ。

グリップエンド短い問題

下はオシアジガーモーティブ

前のこの竿の評価記事でも書いたけど、グリップが短いのがいよいよわずらわしくなってきました。
特にジギング中はグリップが短いとワンピッチがスカスカしてて落ち着かない。
そこでグリップエンドの延長カスタムを考えてみました。

カスタム概要

カスタムの概要について簡単に説明します

カスタムプラン

長めのカーボンモノコックグリップをぶち込むという極めてシンプルな作戦でいきます。笑
実際のところ、外観、コスト、手間、全ての観点でカーボンモノコック一択です。

大まかなカスタム概要は、リールシート周辺のエバをアッパーグリップとして成形し残りの全てのエバグリップを除去、ブランクスとカーボングリップを適宜カットし組み上げれば完成です。

件のグリップエンドの長さに関してはトリガーからエンドまで43cmとします。
長さの根拠は僕の好きなモーティブの長さを参考にしました。
元々は33cmなので10cmの延長となります。

パーツと道具

驚くことに購入パーツはカーボンモノコックグリップのみです。

あとは既存のエバやスペーサーの流用でなんとかなります。

道具はテープとか接着剤とかノコとかデザインナイフみたいな基本的なビルディング道具は必須、エバの成型にはリューター、組み上げにフィニッシングモーターがあると捗りますねって感じです。

作業工程

では作業へ

EVA除去とグリップ成型

リールシート側のエバをアッパーグリップとして少し残してカット。それ以外のエバは全て鈍的に剥離。途中スペーサーがあるので捨てずに取っておく。エバ除去後はブランクスについてるエバとか接着剤の残りカスを削ったり剥がしたりしてブランクスの地肌を露出させる。

グリップ&ブランクスのカット

カーボングリップとブランクスを長さに合わせてカット。

ブランクスの露出部分がグリップとの接着部分になります。僕はテサテープが2本仕込めるくらいの長さを残し、できるだけ短くなるようにしました。

パーミンググリップ成形

アッパーグリップ用に残したエバをデザインナイフとリューターで削ってそれっぽくします。僕はさっき回収したスペーサーを無理やりワインディングチェックにしました。

組み上げ

さてパーツが出揃いました

ブランクスにテサテープを巻いて仮組みして、最後に本番の接着。
接着中は忙しいので写真は無いですすみません。


日輪貼り試してみたけど溢れても綺麗に仕上がってすごく良かったのでおすすめ。

完成〜

いやーかっこよくなりました。以前はスカスカだった操作性もジギングらしいほどよいバランスになった。
カーボンモノコックグリップって高くて難しそうな印象だけど、パーツの数少なくて下手にワインディングチェックとかいろいろ揃えるより値段安いし組み込みも楽でおすすめです。
今度使ってみてカスタム通して全体的な総評も記事にしてみたいと思います。
過去にオリジナルのFridaytheSOLIDの評価とスパイラルガイドカスタムの記事も書いているので、よければ下の埋め込みからどうぞ。