【格安フルソリッド】Friday the SOLID 60B-Cのインプレ

SLJ用のフルソリッドロッドが欲しくて少し話題になっているFriday the SOLIDの60B-Cを買いました。

SLJの釣りの頻度が低く出番が少ないのと、ソリッドロッドは初めてで試してみたいという気持ちがあいまって、手を出しやすい価格がとても魅力的に感じたのが決め手だった。

せっかくなのでインプレします。アフィリエイトはやってないので興味ある人は各自で検索お願いします。

Friday the SOLID の基本情報

全てフルソリッドの安価なロッドです。
ラインナップはベイトとスピニングの2種類のリールタイプの他に、2種類の素材、4種類のレングスから好みの組み合わせを選べます。

レングスは3ft, 4ft, 5ft, 6ftのラインナップ。3ft, 4ftはワンピース、5ft, 6ftはバットジョイントの2ピース。

素材はグラスとカーボンの2種類でカーボンの方が硬めの仕上がりのようです。アマゾンはグラスとカーボンで商品ページが違うんで気をつけてください。

だいたいどれも6000円以内で買えます。

2ピースのものはバットがちょい長くなります。最近はHARDタイプも出ているので、もうちょい強いやつがいい場合はそれがいいかも知れません。

今回インプレするのはカーボン製の6ftベイトロッド、60B-Cです。

インプレ

調子

低負荷ならベンドポイントは3, 4, 5番ガイドくらい。全体の曲がりの割にティップ先端は曲がらないのであくまで3–5番ガイドからお辞儀するような曲がり。


負荷を増していくとベンドポイントが徐々に手元に移動して1キロ負荷くらいでセンターから曲がるようになる。



曲がる割にガイド数が少ないので、ベンドポイント付近のラインはブランクスに当たりまくるので、PEの細ライン運用だと精神衛生上よくない。

追記:スパイラルガイド化してラインとロッドの干渉を解消しました。下の埋め込みからどうぞ。

強度

300号の錘2個で仰角30度くらいまでは確認したけど、この時点で相当恐怖心を感じる曲がりになる。


折るところまで負荷をかけてないからひょっとしたらもう少し曲がるかも知れないけど、ファイト中に竿として機能するのはここまでだと思う。

ジグは100g以上だと竿が負けてる感が出てしんどい。

この辺踏まえて僕的にはジグMAX80gでドラグ2キロで運用するのが快適で安全と予想。ちなみに先径1.9mm、元径7.0mm。

グリップ

グリップの長さは、グリップエンドからトリガーまで32cm。

下の写真はゾディアス(左)とこの竿(真ん中)とタイプJ(右)のグリップ部分の比較。


ジギングには短かくキャスティングには長い。けども両方に対応しているともいえる。

リストを使ったアクションとか腕当てのジャークはすごくやりやすいと思うし、腕当てや腰当てでのファイトには便利な長さ。脇で抱えてやりとりするには短くてちょい窮屈だけどできんことはない。

このままでも使えるけどジギングメインならもう少し長いと快適。

ガイド

ステンレスフレームにセラミックかアルコナイトの安価なリング。指で簡単に曲がるし海水で使うとフレームに緑の錆が出るタイプのやつ。



トップから順にシングルフット5つ、ダブルフット3つの計8個。見た感じ5番ガイドから手前がチョークガイドになるように設計された配置。


前述のとおり柔らかい割に数が少ないのでアクションやファイト中に豪快にブランクスにラインが擦れる。
ただし安物らしくガシガシ使ってジャバジャバ洗って多少の劣化も気にしませんっていう用途で買うならガイドに関しては気にしなくていいと思う。

まとめ

一言で言えばいい買い物をしたと思ってます。
特に大きな欠陥はなく一本持っておけば何かしらで使うだろうなといった印象。

メーカーの推奨セッティングがないので、その辺は自分で判断する必要はあります。

僕はSLJでの使用で、MAX-PE1.5号、ジグMAX80g、MAXドラグ2キロの範囲で運用したいと思いました。

ベンドポイントでラインとブランクスが干渉することと、グリップが短いことが残念な点だったけど、ここら辺は追ってカスタムして解決していくかも知れないです。

値段も安いので手を加えるハードルが低いのもこの竿の魅力ですし。YOUTUBEに発売メーカーの紹介動画もあるのでそれも参考にしてみてちょ。以上。

追記 Friday the SOLID 60B-Cにスパイラルガイドとカーボンモノコックグリップを搭載しました。
カスタム記事は下の埋め込みからどうぞ。