伊勢湾ジギングの基礎知識

まえがき

はい今日は冬の伊勢湾ジギングの基礎知識の記事です。シーズンになったらとりあえず釣果情報を見つつゼロワン持ってなんとなく釣りに行ってませんか?実際それでも釣れちゃうんですがもうちょっといろいろ考えて釣りしたいなという方は一度見てみてください。

伊勢湾ジギングの基礎

ざっと伊勢湾ジギングの特徴を挙げると、

①シーズンは11月〜3月

②水深20~90m

③狙う魚はサワラ・ブリ・ハマチ

④主なベイトはマイワシ・カタクチ

⑤速く複雑な潮流と強い風

⑥釣り方はどっちかといえばスロー系

⑦超ハイプレッシャー

ハイライトとしてはこーんな感じ。ひとつづつ説明します。

①シーズンは11月〜3月 

冬のと付くぐらいなので、この辺は大体の人はイメージできていると思う。さらに説明するとすれば、時期によって水深が変わるということ。

12月前半までの本格的な水温低下が起きていない頃はシャローにも足を運ぶことがあり、水温落ちたら水道航路のド真ん中の最深部で80m中心の釣りになります。詳細は次の項目で。
なお春に近づくと船によっては少しづつ真鯛狙いの時間配分になります。

②水深20~90m

前述のとおり時期によってポイントが変わります。
シーズン通しての基本のポイント水道周辺の大体100~80mエリアと神島の北の60mエリア。ちなみに水道エリアは大体底質は泥なので根掛かりの心配はなく、60mエリアはたまに根がある。

本格的な水温低下を迎えていない12月くらいまでは浅場もいいポイントで、その時期は中電風車前に代表される水深20mくらいのところにも船を乗せる。底質は砂。

あとは水道付近に朝日礁という岩礁ポイントがあって、この周辺も水深30メートルくらいの比較的浅いエリアになる。なお底はそこそこな根なので注意。ブリワラサはボトム、サワラはボトムから中層で釣れる。

③狙う魚はサワラ・ブリ・ハマチ

サワラとワラサを狙いつつブリが来たらラッキーみたいな。シャロー攻めるときはハマチ中心でたまに大型が混じる。外道でホウボウ、ヒラメ、マダイ、シーバス、タチウオ、サバフグ、トラフグ、ヤガラ。
エリアによってはハタ、カンパチ、メジ。メジは逃がしてね。

④主なベイトはマイワシ・カタクチ

冬の伊勢湾口には湾内から太平洋へ移動するマイワシ、ウルメ、カタクチが押し寄せ魚探を真っ赤に染める。

そのまま外に出ていけばいいんだけど、水温が合わないのか外洋の濃い塩分を嫌うのか水道の流れを越えられないのかわからんけど一時的に湾口にトラップされる。多分これに青物がついて冬の伊勢湾の祭りになってると思われ。マイワシウルメを食べているときは天国、カタクチを食べているときは地獄。

時期と海域によってはさらにタチウオとかちっちゃいイカも。タチパターンの時はロング系の偏食が起きるけど最近はかなりレアなパターンで出会したことない。あと、よく釣れる時はお腹に小イカが入っている。

小イカ食ってる時の期待度は高い。けどそもそも船上でイカパターンなのかどうかの見極めが難しい。
子イカはシルエット小さいのでタングステンでよく釣れてたり、小イカは魚探に映りにくいので魚探のベイト反応がない時に釣れたりしてる時は、小イカを疑ってタングステンでイカっぽく(語彙力)動かしたりしてる。これでぼちぼち釣れる。

他にサッパヒイラギとかもベイトになるらしいけど、腹割ってサッパ出てきたこと一度もないので最近の僕の要検証事項だったりする。

⑤速く複雑な潮流と強い風

はいこれ超大事。潮汐にもよるけど基本めっちゃ流れてますそして普通に2枚潮。
水道の潮の雰囲気も独特で、見た目そこまで速くはないけどずーんと厚くて重い潮って感じがする。
潮汐に関しては、大潮だからといってよく流れるかといったらそうでもないです。冬の大潮は流れないっていうのは伊良湖の超常識なので知らなかった人は覚えときましょう。

また冬は風もそこそこ強く、船はスパンカーをたてて風上に舳先を向け、少し前進しながらラインを立てますんで、理論上は風向き方向に対して船は定位するはずなんですが、風の強さや向きとか船長の調整の癖とかで微妙に前後したり回転したりしてラインがあっち行ったりこっち行ったりします。

エンジンをふかすタイミングとか投入のタイミングとか風の状況読めないと結構絡みますし、ジグの潮噛みも不安定でイメージ通りに動かないです。結果ジグは200g前後と水深の割りに重め。

ちなみに師崎の船は朝の港の風速が5m以下なら出船でき、これ以上なら出船中止。また港で風速5m以下で出船できても、伊良湖水道にいけるかどうかは話は別。

伊良湖エリアの風速が10mくらいまでなら伊良湖まで行ってくれますが、これ以上なら港付近での釣りになる気がします。伊良湖に行けるかどうかの基準は僕の肌感なので細かいところは船長に聞いてください。
おそらく伊良湖に行けるかどうかの港の規定はなくて、船長判断なはず。

⑥釣り方はどっちかといえばスロー系

やっぱ相手は青物なのでワンピッチで追わせて最後のフォールで食わせる感覚の釣りになる。
ただ伊勢湾が特殊なのは、ヒットするのが圧倒的にボトム付近が多いことと、フォール中のヒットがほとんどということ。

とある日の伊勢湾の反応

この辺を総合すると、底付近の狭いレンジの中で追わせてフォールをいれるところまで完結させるというのが伊勢湾の釣りの基本になる。結果としてどっちかといえばスロー系っぽい釣りになる。
個人的には200gのジグでスーパーライトジギングをやるっていう感覚がしっくりくる。意味わからんけど笑

なので竿はスロージャーカーとかモーティブで間違いないでしょって安直に考えてると価格ほどの釣果や快適な操作性が得られなかったりする。

⑦超ハイプレッシャー

伊良湖水道の最深部は遊漁船がひしめく激戦区。ハイプレッシャーとはいえ毎日一定数は釣れているので、その一定数をいかに自分の魚にするかが大切になる。この辺はいろいろ自分で試してくしかないので頑張ってください。

あとがき

以上が、冬の伊勢湾ジギングの基礎知識です。
聞いた話、体験したこと、調べたことなど、自分の知識の整理も込めて書いてみました。役に立てば幸いです。
伊勢湾ジギング船の各船の釣果情報リンクもあるので活用してみてください。↓