【2020年10月】新潟サーフルアーゲーム
前日までの船はひどい結果に
2020年11月某日。新潟県寺泊の沖合で僕はガン萎えしていた。
新潟遠征ということで2日間に船釣りを3回詰め込んでイカとタイを釣りに行ったもののタイは小型が数匹イカに関しては0杯と、思い出すだけで寒気がする内容だった。はるばる車を走らせてこの釣果はきついものがある。
予定ではその日に新潟を後にする予定だったけど、さすがにこのまま終われないので、もう一泊してサーフでルアーでも投げて帰ることにした。ただし新潟入り初日にも寺泊サーフでルアーをしてアタリすらなかったという経験をしているのでまた同じ目に合う可能性は多大にある。
朝まずめを可憐に寝坊
で次の日、見事に車中で寝坊して朝まずめを逃す。
正直体力的に限界だった。関東から深夜に車を走らせ昼は観光とショアジギ、その日の夜便でイカ釣って番屋で仮眠とって次の日すぐに出船しずっと竿振っていたので、考えてみれば当然なんだが。出遅れたがとりあえず早めの昼めしをコンビニで済ませ浜へ向かう。
柏崎サーフ。原発横。
土地勘なくベイト接岸情報もないので、単純に人が少なく歩き釣りできそうってことでこの浜。ついてすぐに雨。もうどうにでもなれといった感じ。
防波堤周辺は先行者がいたので人のいないエリアを竿振り歩く。
釣り始めて10分ほどで波に呑まれたルアーが急に暴れる。疲労困ぱい状態だったけど不思議とそんな状況でも反射的にあわせが入る。あまり強くないけど魚の引き。もうそろそろかなと思って後ろに下がってランディングにかかると、荒れ気味の海からぴょーんと小さめのサゴシがルアーを加えて飛び出てきた。
正直50cmなかった。なんならもっとでかいサワラも今年は何本もボートで上げている。でもしかしである、僕はめっちゃくちゃうれしかった。最近船ばかり乗ってたから忘れてたけど、おかっぱりの一匹の嬉しさを思い出した。ルアーはスリムアサシン149F強鱗レッドヘッド。この浜に来る前によった釣具店でたまたま目に入って買ったルアーってのも、うれしい理由の一つだったと思う。
帰りに時間がかかるのでキープはしない。逃がして次。ベイトはいないようだけれど、同じようなパターンでぽつぽつと小サゴシが釣れる。移動していくとたまにサラシっぽい部分があってそこを狙うとちょっと違うバイトが来た。ガツガツとした引きで中型のシーバスっぽくよく暴れる。そして案の定手前でフックアウト。その後、ルアーをサスケ裂波に変えてサゴシを追加。ピンクイワシは日本海でも強い。
夕まずめ手前まで粘ってサゴシを5本ほど。ジグとヘビシン投げてた周りは連れてなかったので、フローティングミノーとかの軽めで大きくてよく動くルアーが当たってたのかなといった印象。
まずめも打ちたかったけど長距離の運転もあったのでここで終了。あきらめずに浜まで来てほんとによかった。サーフのルアーゲーム熱が再燃しそうな釣行だった。