伊勢湾ジギング サワラ攻略

伊勢湾ジギングのターゲットの一つであるサワラ。特に冬のトロサワラは脂がのり恐ろしくおいしいので、個人的にはジギング船に乗れば一匹は確保したい魚。

伊勢湾ジギングではブリワラサの反応が悪いときがあり、釣果サワラ一匹ということも多くて、サワラがボウズ逃れの一匹になることも多い。

だがしかし、ボウズ逃れといってもサワラを釣るのだって簡単ではない。誘いにもコツあって掛けるまでにも一苦労あるし、サワラカッターと呼ばれる鋭い歯によるラインブレイクもある。今回は伊勢湾でサワラを攻略するためにいろいろ書いてみる。

① 仕掛け

手元から道糸までは普通の伊勢湾ジギングのセットでおっけー。リールのドラグは強めに設定しておく。理由は後で説明。

8号ショックリーダーとスナップ

リーダーはフロロカーボン6~10号。スナップはジギング用のスナップ。
サワラカッター対策にワイヤーリーダーやナイロンリーダーにしたり、リアフックをトリプルにしたりと切られない対策もしてもいいけど普通のフロロ8号でも全然釣れる。

サワラカッターはやり取りの仕方でかなりカバーできるし、ワイヤーでも切れる時は切れるので、僕は特にリーダーまわりの対策は必要ないかなと思ってる。

ジグについてはスロー系のジグならたいていなんでも釣れる。一応2018年~2019年の冬のサワラで僕のまわりで活躍したジグ紹介すると

・クイックゼロワン
・ジャックアイスロー
・オシアスティンガーバタフライウイング
・ゴラッソ


このあたり。

うえから、Quick Zero one グローとミドリキン、hayabusa ジャックアイスロー 200 赤金、ブリード ゴラッソ180 赤金グロー

伊勢湾のサワラはフォール中のヒットがほとんど。活躍するジグもヒラヒラとした水平フォールしやすいスロージギング用ジグがサワラに対し釣果が良くなってくる。紹介したジグたちは、テンションが抜けたときに横に倒れやすくジャーク後にすぐに水平フォールしてくれる優秀なジグ達。

フォールがだめなときは高速ただ巻きやジャカ巻きを試す。ゴラッソはこのただ巻きジャカ巻きで活躍してくれる。値段が高いのでサワラ狙いで使ったことは無いがTGベイトも有効だと思う。伊勢湾は濁りが強いので色は断然ゴールドが強い。

ゴールド系

アカキン、グリーンゴールド、ゴールドゼブラグローなどなど、、、

グロー系


ゴールド以外ならピンクのグロー系で釣れるシーンがちらほらといった感じ。日が出てない時に強い印象。ちなみに今シーズン(2018~2019年冬)は僕はアカキンでしか釣ってないです。

② 掛けるまで

前述のとおり、フォール中のバイトがとても多い。なので誘いもいかにサワラに追われている状態でフォールに移り、食わせのフォールをいかに長くとれるかを考えて誘う。具体的には、

着底⇒ジャークなどの誘い⇒ロングフォール の流れで、最後のフォール中に食わせる

フォール前のジャークの段階でサワラを寄せる。コンビネーションのパターンはその日のパターンがあるので色々試す。ジャカ巻き、ただ巻きを混ぜてもいい。

寄せた後にロングフォールを取りたいので、後のジャークの時は高い位置まで上げる。そして竿をできるだけ下げてフォールの時間を長くとる。

弛むラインが多いので、ガイドまわりのラインのメンディングはめんどくさがらずにしっかりとしておく。フォール中はジグがきちんと水平フォールしていれば、水面に落ちている弛んだラインがシュルシュルと水の中に端っこからゆっくり一定のスピードで吸い込まれていく。

バイトがあればラインが止まったり不自然にラインが突っ込むので、バイトだと思ったら弛んだラインを巻き取ってからフッキングしよう。このとき緩んだラインの巻取りが不十分だとアワセで竿を立てすぎてしまい竿が折れます。

ティップが海面につくくらいまで巻き取ってできるだけ下の方から竿を煽るくらいの気持ちでいい。スローのロッドはあわせが効きにくいので、ピッと鋭く合わせるというよりも、ティップを下げ糸ふけを取ったらグッとリールごと手元に寄せながら竿を煽る感じであわせるとが力が伝わる。

サゴシ(サワラの子供)の口

サワラの口まわりは固い。潮が緩んでいたり、深い水深でかかったりすると、意外とフッキングが浅くなりやすいので注意。

アワセに関してサワラカッター対策で大事になるのは、あたりを見逃さないこと。

このポイントを説明するために少しサワラの捕食について説明。分かりにくくいけど、下の写真はガーグリップをサワラに、ゼロワンをベイトに見立てサワラの捕食を再現した写真。

サワラ(ガーグリップ)がベイト(ジグ)を食べるときの図

サワラはベイトの胴部分を横や後ろから噛みに来ることが多い。歯のあるサワラなら、ベイトの一部でもかじりつきさえすれば簡単に追い食いできる。
で、ベストなフッキングのタイミングはどこかというと、ジグの胴をくわえている瞬間、つまりアタリが出た直後。このタイミングでフッキングすれば、リアフックでフッキングしショックリーダーから歯を遠ざけることができ、サワラカッターの確率を下げられる。

アタリがあった時のサワラ(ガーグリップ)とジグの位置関係。

当たりが出たときは上の状態になっているはず。ここで合わせればジグが写真右へ動いて・・・

リアフックにフッキングした図

上の写真のようにリアへフッキングし、ショックリーダーと魚が一番離れた状態になり、ショックリーダーの切断を防げる。アタリに気付かないとジグを吐いて掛からなかったり、追い噛みで飲まれたりフロントにかかったりしてリーダーを切られる。(下の写真。赤線がリーダー。)

フロントフックにフッキングした時のリスク

アタリを見逃さないというのは乗る乗らないのほかに、切られる切られないにもかかわる。ショックリーダーから切られることがあまりに多いときはフッキングのタイミングを見直すと良い。ちなみにリアにかかってもアシストフックのラインが切れてしまうことももちろんある。その辺は掛かってからの対策で対応。次のところで説明。

 掛けてから

さて最後の解説、かけてからの対応。実は掛けてからは極めてシンプル。
それは ファイトに時間を掛けないこと

フッキングしたら即ゴリ巻を始めればおっけー。①仕掛けのところで「ドラグを強め」と書いたのはこのため。サワラがかかったかどうかなんてわかんねーよって思うかもしれんけど、サワラはあたりの出方と掛かってからの動きが割とわかりやすい。

ブリワラサはジャークの間の一瞬のフォールで当たるのに対し、サワラはジグの投入中や、底の取り直し、ロングフォールなど、長めのフォールであたる。掛かってからはブリワラサは下に逃げがちで常に重いのに対し、サワラは比較的軽めでたまに上に泳ぐのでふわっとテンションが抜ける感覚がある。この辺でだいたい何が掛かったかの当たりが付く。

フッキング後サワラ判定したら、ゴリ巻きで顔をこちらに向けさせてひたすら高速で巻きつづける。時間をかけるほど切られる可能性は上がるし、常に顔を船に向けることで歯でラインが擦れるのをおさえる。とにかく速やかに取り込む。しんどくても休まずに巻き続ける

サワラは途中まではすんなり上がるけど、船べりまで来ると、急に反転して走ったり、ジグを振り回すようなクネクネとした独特の暴れ方をする。このときにめっちゃ切られるので注意。水面に出た瞬間にすくってもらえるように準備してもらうのがベスト。

④ サワラを釣ったら

うまく取り込んでも、リーダーやアシストラインに傷が入るので、サワラを掛けたり取り込んだりしたらジグのまわりの点検をしておく。

最後に・・・

今回はサワラを掛けるところから取り込みまでいろいろ書いた。最後にひとつ忘れないでほしいのは、ファイト中にリーダーが切れた場合魚の口にはジグがついたままの状態になっているということ。魚の姿が見えないから罪悪感は少ないけれど、掛かってからのブレイクは結構残酷。掛けたのなら逃さず取り込める最大限の努力をすべき。この記事が、釣り人にとっても魚にとっても、役に立ってくれるとうれしい。

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