【無料の魚探】シマノ 探見丸スマート SHIMANO Tankenmaru SMART

SHIMANOが提供するTankenmaru SMARTというアプリ知ってますか?

シマノは昔から探見丸という個人用の魚探を商品として提供していてそれのスマホ用無料アプリ。
簡単に仕組みを説明すると、船の魚探と釣り人のスマホをWiFiでつなぎ、船の下の海の情報をスマホ画面で共有するというしくみ。

船が探見丸スマートに対応していることと、スマートフォンに探見丸スマートのアプリがインストールされていること、この二つの条件を満たしていれば、誰でも無料で利用することができる。

船が探見丸スマートに対応しているかどうかは、船宿HPや実際の船の客室や壁面に青いラッピングがあるのでそれで確認できる。


共有できる情報は簡単な情報だが、水深、海底形状、ベイト群の棚などをリアルタイムで確認できる。


個人用魚探のメリット

実際のところ、船長も同じ魚探を見ながら指示をしてくれるわけなので、自分で魚探を読み解く必要はない。

だが、 この駆け上がりで釣らせたいんだろうなだとか、今日はベイトボールの外で食ってるんだろうなとか、船長のポイント選びや棚の指示の意図を理解するのに役立つし、魚探の反応が悪くなった時を狙って休憩を取るなど釣りの効率も上がる

また、他の人が釣った時の魚探の状況を覚えておけば、釣れるコンディションの情報を蓄積でき、状況をパターン化しハマっている方法で数を伸ばすこともできる。天気、時間、潮汐などの情報だけではなぜ釣れたのか推測しきれない状況で、海の中の状況も考察の材料にできるのはかなり心強い。

単純にスマホを眺めているだけでも、反応があるとブルブル震えて魚のマークが出るので楽しいし、ベイトの反応で画面が真っ赤になった時のドキドキ感は手元に魚探が無ければ味わえない楽しみだったりする。


使い方は簡単なので、一度使ってみては。



使い方

①スマホにアプリをダウンロードする

アプリストアで「探見丸」と検索すればたいてい一番上に表示される。


ダウンロードしてインストール。


②スマホのWiFiをONにする。

探見丸スマートはWiFiで親機とリンクするため、スマホ本体の設定でWiFiを受信できるようにしておく。


③Tankenmaru SMART対応の船に乗る

対応船かどうかの確認は先ほど述べたとおり、船宿HPに記載されていたり船体に探見丸対応のステッカーが貼ってある。


④出船後にアプリを起動し、親機に接続する。

アプリを起動すれば、アプリが自動的に船のWiFiを探して接続してくれる。

アプリを開いても繋がらない場合は以下の二つの可能性があるので確認してみるといいです。

・親機からWiFiがまだ飛んでいない
船のWiFiについては詳細は分からないけど、どうやら出船前はWiFiを飛ばしていないようです。
親機への接続は乗船前ではなくポイントに向かっている間か釣り始める直前にするといいです。
少なくとも船の電気系が動いてる時でないとだめです。

・アプリの不具合で拾えない
どういう理屈か知りませんが、親機のWiFiが飛んでいるのにアプリが自動でWiFiを拾ってくれない時がたまにあります。
スマホ端末のWiFiの設定画面から船のWiFiを指定して手動で繋いだ後にアプリを開くとうまくいく時があるので試してみてください。


⑤画面を確認しながら釣る

WiFi接続までしてしまえば、画面操作は必要のないアプリなので、使用に関しての知識はいらないです。

簡単に画面の見方を説明すると、右の端が最新の船直下の状況を表していて、そこから順に左に向かって過去の魚探が図ったデータが経時的に並びます。左下の数字は船直下の水深。ベイト群や水泡は赤い色で表示され、魚と判断された反応には魚のマークが出ます。

もっと自分で魚探を読み解きたい人は、釣りに行く前に魚探の読み方を勉強しておくとよいです。

とても簡単なアプリですが初めてで不安な人は「デモ機能」といって、船に乗っていなくても魚探の測量データを船の上にいるときのように表示してくれるお試し機能があるので、とりあえずどんなものかを確認したい人はアプリをインストールして家の中で起動してみてください。

以上!


!注意!

スクリーンの輝度が低いと昼の船上では画面が見えないので、アプリが勝手にスクリーンの輝度を上げてくれる仕様になっています。それに伴いバッテリーの消費が異常に速くなるので、モバイルバッテリーの持参を強くおすすめします。僕は、防水と電源確保もかねて、スマホをモバイルバッテリーをつなぎ、透明の小物ポーチ入れて手元に置いて使っています。