ルアーロッドにカーボンモノコックグリップを搭載する
まえがき
今回はテレスコベイトロッドのグリップエンドをカーボンモノコック風にカスタムしましたという記事です。
ことの発端はコロナの自粛で暇すぎてネットサーフィンしてたらとある通販サイトでモノコックグリップを発見。1000円ちょっと位の値段だった。
ちょうど車に載せてるベイトのテレスコロッドのグリップが短すぎて困っていたのでこれで延長してみるかと思い立ちました。
注文から90日で到着。全然来ないし海外のサイトだったからぶっちゃけ詐欺かと思ってたわ。
カスタムの全貌
今回のカスタムでは、グリップをリール側をコルクそしてエンド側をモノコックグリップというセパレートグリップに換装、テレスコなので何かあったときのためにエンドはコルクとゴムの集合剤のスクリューキャップ仕様でブランクを抜けるようにしたいと思います。
材料
今回の材料です。コルクのミドルグリップ、エンド用のコルクとゴムの集合剤キャップ、スクリューキャップ用のナットとボルト、スクリューの緩み防止ラバーワッシャー用ラバーシート、黒のワインディングチェック。ワインドチェッカーの上に乗ってる集合材は関係ないですすみません。
作業工程
まずはグリップのエバをカッターとペンチで剥がしエンドキャップを抜去。内径を確認しモノコックグリップの片側のテーパーを切断。ブランクスにテサテープを巻いてカーボングリップやコルクグリップとの間に出来る隙間を埋める。
スクリューキャップを仕込むためグリップエンドに六角ナットを仕込む。ナットはテサテープを巻けばかさ増しするとともに中心が取れる。テサテープでぐる巻きしたナットをそのままねじ込んで2液性エポキシで固定。
エンドキャップはネジの頭に集合剤をはめ込んでエポキシで接着。キャップの緩み防止にラバーシートをグリップエンドの形で切り抜いてナット側に接着してエンドグリップの加工は完了。
全てのパーツが揃った。
適宜エポキシで組み込んで完成!仮組みを忘れずに!!
ちょい不格好なデザインだけどシマノ上位機種に搭載されたカーボンモノコックグリップを再現。カーボングリップを取り付けただけなので感度とか軽さはイマイチだけど、見た目的にはいい感じにできたし、問題だったグリップ短い問題は解決された。
感想
意外とできるもんだなと思いました。スクリューキャップに使ったナット一式が重量があるので本当見た目だけのカーボンモノコックカスタムって印象。ちなみに使ってみたらネジ部分で錆が出たのでステンレスのやつにすればよかったなと思いました。あと愛着がすごい。
最後までお付き合いありがとうございました!