【2021年12月】冬の伊勢湾ジギング

2021年12月。伊勢湾ジギングへ行きたくなり帰省に合わせてはるばる師崎へ向かった。今シーズンはブリは少ないもののワラサが大量に回っていて数釣りが期待できる。また数日前から気温も急激に下がり水温の低下とともにブリの出現も少し期待していた。

シャローのベイトは深場に落ちたようで、船は60mエリアへまっしぐら。沖はそこそこ風が出ていて波も高い。厳しい1日になりそうだ。

一投目は信頼のゴラッソ180からスタートするも、強風のせいで船の微調整が多く、ゴラッソお得意の潮に載せた誘いが出来ず苦戦。たまらずゴラッソ210に変えて何やってるかだけでもわかるようにして誘っていると、ラインが立ったタイミングのフォールでヒット。激荒れの中格闘して何とか70センチくらいのワラサを取り込んだ。

しばらくこの場で粘るも、僕含め誰も続かず100ｍのドロップまで移動。魚探の反応を見ると魚はいるけど膠着状態気味。実際にジグを落としても船中一切あたりなし。魚同士で八百長してるんじゃないかと思うくらい何も起こらない。

気分を変えてジグをシークレットレクター320へ変更。もう少し入り乱れてくれることを期待して、ボトムへドスンと落して派手目のワンピッチでベイトを揺らすと一回目の上げの後のフォールでヒット。残念ながらフッキングでノットが抜けて顔は見れなかったけど、これで何となく感覚を掴めた。

ジグをゼロワン200にしてさっきと同じ感覚で誘うと即ヒット。アベレージサイズのワラサ。しばらくこの状況が続いたのでこのパターンを繰り返して数を伸ばした後、TGベイトで今季は貴重なサワラを追加して終了。

リリース含めてワラサ5サワラ1と近況通りの釣果で終わった。ロストしたレクターの分とバラシを含めると8匹と絡むことができた。船全体で見ると全員1匹は釣れていたけど、パターン掴んでいた人とそうでない人で3本くらい差が出てる。

今回のパターンはゼロワンが再現しやすく活躍してくれた。これまでゴラッソでばかり釣っていたのでゼロワンの威力を実感したことが無かったけれど、今回の連発でこのジグの理解が深まったと思う。今シーズンまた来れたら今度はブリ狙いで挑戦したい。